川西市貸し農園福竹ファームで陶芸教室体験出来ます!

川西市の貸し農園では、陶芸体験もできるところは少ないのではないでしょうか。
ここ福竹ファームは、長船幸夫氏の尽力で数年前から「陶芸教室」が開講されています。
この陶芸教室の名前は、「のら陶」と言い、畑で野菜と触れあいながら学べる教室です。
開講当初は十分ではなかった設備も、今では陶芸教室としては整った環境になってきました。
これらは、会員さんたちのボランティア的な努力の結晶で、感謝に堪えません。

「電動ろくろ」も2台あり、手ろくろも数台と10名程度が同時に作業できる環境です。
焼成時には、大きな灯油陶芸窯を使い、会員の皆様の輪番制で火の当番をされています。
自分の作品の完成を夢見ながら、きっと心はワクワクと躍っている事でしょう。

写真は、会員さんが粘土を板状に薄くのばされ「タタラ皿」作成されている様子です。
このタタラ作りとは、焼き物の基本で、粘土を板状にして、お皿やカップ、他様々な作品の作り方です。
このような作り方を総称してタタラ作りと呼び、板状にするにはタタラ板を使って同じ厚みに整形します。

タタラ(粘土の板)で作る板皿は、基本的にすごく簡単で、それこそ誰でもできます。
平皿に波模様をつけたり、作者のアイデアが色々と生かせ、陶芸入門にぴったりです。
タタラづくりで、粘土を薄くスライスしたり、のべ棒で押しつぶし板状にし、曲げたり、くっつけたりしながらつくれる方法です。
この場合は、粘土はすこし乾かす(生乾き)と、木工の板のように組んだり貼り合わせる事も可能です。

ろくろを使う手びりねりと違い、身近に物で代用して挑戦できる陶芸になります。
陶芸も、手びねり・タタラ・型など、作り方は色々で、決して電動ろくろは必要ないのです。
慣れれば、「自宅でも簡単に手びねり陶芸」が可能で、物作りの喜びを味わえるのです。

川西貸し農園福竹ファームに隣接し、同時に野菜作りもされ、自然の中で「自分発見」されませんか。
よく言われるように、「世界で一つ」のあなただけの作品が、「のら陶」では体験できます。
「陶芸教室」は、毎週日曜日開催で、大ベテランの講師先生が、とても丁寧に教えてくださいます。
駐車場も完備なので、少し遠方からの来られる方も、自然を満喫されて帰られます。
一度機会がありましたら、「川西貸し農園」隣接の「のら陶」においでください。
きっと、これまで体験したことのない「自然の息吹」を感じ取ってもらえるはずです。

「一期一会」、あなた様とのお出逢いを心待ちにしています。

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