2026年度からブロッコリーが「指定野菜」に追加されることが決まり、家庭菜園でもますます注目が集まっています。
一株で何度も収穫でき、栄養価も高く、冷凍保存もできる――まさに“最強クラスの家庭菜園野菜”です。
この記事では、ベランダ栽培→貸し農園栽培と両方を経験してきた山ちやんが、
初心者でも失敗しないブロッコリー栽培を「栽培ノート形式」で完全解説します。
- はじめに:なぜ今「ブロッコリー栽培」なのか?
- 【STEP1】栽培環境と時期|成功率が一番高いのは「秋植え」
- 【STEP2】土作りとpH調整|酸性はNG!ここで8割決まる
- 【STEP3】失敗しない苗選び|ここで9割決まる
- 【STEP4】植え付けと初期管理
- 【STEP5】防虫対策は必須科目|ブロッコリー最大の敵は「虫」
- 【STEP6】追肥管理|ブロッコリーは“食べる分だけ育てる”野菜
- 【STEP7】頂花蕾(メイン)収穫のタイミング
- 【STEP8】脇芽を爆増させる裏ワザ
- 【STEP9】病気対策
- 【STEP10】ブロッコリー栽培の失敗あるある
- 【STEP11】ベランダ・プランター栽培のポイント
- まとめ:ブロッコリー栽培・成功の3原則
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はじめに:なぜ今「ブロッコリー栽培」なのか?
ブロッコリーはこれまで「脇役野菜」の印象が強かったですが、
2026年度から正式に指定野菜に追加されることで、今後は価格・流通・需要すべてが大きく動く野菜になります。
- 栄養価が高い(ビタミンC・葉酸・食物繊維)
- 下処理が楽で調理しやすい
- 冷凍保存できて無駄が出にくい
- 一株で何度も収穫できる
そして何より、きちんと育てれば「買うより安く、長く楽しめる」のがブロッコリーの最大の魅力です。
【STEP1】栽培環境と時期|成功率が一番高いのは「秋植え」
■ 栽培場所
- 日当たり6時間以上
- 風通しが良い
- 水はけ重視
■ 栽培時期
- 秋植え(主流):9月〜10月植え → 11月〜2月収穫
- 春植え(中級者向け):3月〜4月植え → 5月〜6月収穫
初心者には圧倒的に秋植えがおすすめです。
害虫が少く、気温も安定し、失敗が激減します。
【STEP2】土作りとpH調整|酸性はNG!ここで8割決まる
■ ブロッコリーの適正pH
pH6.5〜7.0
■ 土作りの基本
- 苦土石灰:100g/㎡(2週間前)
- 完熟堆肥:2kg/㎡
- 元肥(化成肥料):50g/㎡
■ プランターの場合
- 野菜用培養土7
- 赤玉土3
- 元肥は少量だけ
ブロッコリーは肥料食いですが、過剰も失敗の元。
「しっかり入れるが、入れすぎない」が鉄則です。
【STEP3】失敗しない苗選び|ここで9割決まる
■ 良い苗の条件
- 本葉5〜6枚
- 節間が詰まっている
- 葉の色が濃い緑
- 根鉢が白く回っている
ヒョロヒョロの苗は、その後いくら手をかけても巻き返せません。
【STEP4】植え付けと初期管理
- 株間:45cm
- 深植えNG(根鉢の肩が少し見える程度)
- 植え付け直後はたっぷり水やり
活着するまでの最初の1週間は、とにかく乾かさないことが重要です。
【STEP5】防虫対策は必須科目|ブロッコリー最大の敵は「虫」
■ 必ず出る害虫
- アオムシ
- コナガ
- ヨトウムシ
■ 対策3原則
- 防虫ネット100%必須
- 毎週葉裏チェック
- 見つけたら即捕殺
防虫ネットを張らなかった年は、ほぼ全滅したこともあります。
ここだけは絶対にケチらないでください。
【STEP6】追肥管理|ブロッコリーは“食べる分だけ育てる”野菜
- 植え付け2週間後:1回目
- 花蕾が見えた頃:2回目
- 以降は2〜3週間ごと
■ 肥料切れサイン
- 下葉が黄色くなる
- 生育が止まる
ブロッコリーは肥料切れ=即サイズダウンにつながります。
【STEP7】頂花蕾(メイン)収穫のタイミング
- 直径12〜15cm
- 粒が締まる
- 黄色くなる前
■ 収穫方法
花蕾の下20cmあたりを斜めにカット
【STEP8】脇芽を爆増させる裏ワザ
- メイン花蕾を少し早めに収穫
- 追肥と水をしっかり
- 500円玉サイズで次々収穫
これを徹底すると、一株で10回以上収穫できます。
【STEP9】病気対策
- べと病
- 黒腐病
- 軟腐病
最大の原因は過湿と風通しの悪さです。
【STEP10】ブロッコリー栽培の失敗あるある
- 虫で全滅
- 花が咲く
- 肥料切れでスカスカ
- 植え付け遅れ
- 水不足
【STEP11】ベランダ・プランター栽培のポイント
- 65cmプランターで2株まで
- 夏の直射日光対策必須
- 水切れ注意
まとめ:ブロッコリー栽培・成功の3原則
- ① 防虫ネットは絶対にケチらない
- ② 水と肥料は切らさない
- ③ 黄色くなる前に収穫
2026年以降、ブロッコリーは「家庭栽培=家計防衛」の代表野菜になります。
今年から、ぜひ一株育ててみてください。