くぬぎの高木の姿
福竹ファーム通信、久しぶりの更新です。
今回は、「樅ノ木は残った」…ならぬ、「くぬぎの木は残った」のお話。
2025年に荒れ果てた水田が戻ってきてから、ちょうど1年。
その間に起きたこと、そしてくぬぎの木をめぐる出来事をお届けします。
2025年1月、長年放棄されていた水田が私たちの手元に戻りました。
草木が伸び放題だった原野を、仲間とともに一度は切り開き、栗やベリーを植えたのも今は昔。
しかし今では、再び雑草と蔦に覆われた姿に戻ってしまいました。
そんな中でも、ずっと気になっていたのが――くぬぎの木です。
田んぼの中段にそびえるくぬぎの木は、およそ30m級の大木。
重機も入れず、手作業では事故の危険もあるため、長らく手を付けられずにいました。
今回、ファームの仲間や友人の協力を得て、伐採ではなく“低くカットする”という形で整理することに。
2026年1月18日、いよいよ作業開始。
午前中は南側の大枝を、慎重に1本ずつカットしていきました。
落下による被害を最小限に抑えるよう注意していましたが、一部に影響が出てしまったことは反省点です。
午後からは、安全面を考慮してシメラー(テンション機器)を導入。
人力よりも安全かつ効率的にテンションをかけることができ、大きな効果を発揮しました。
作業は順調に進み、予定していたカット作業を無事完了。
切り落とした枝は丁寧に整理し、資源として無駄なく使う準備へ。
くぬぎは椎茸の原木や、ベンチなどにも活用される予定です。
伐採後に残ったY字の幹は、なんとも可愛らしい形になりました。
「ここにブランコをつけたら?」「秘密基地にできそう!」と夢が広がります。
くぬぎの太い枝は、原木シイタケに活用予定。
長い時間をかけて育った命が、これからもファームの中で形を変えて役立ってくれるでしょう。
皆さんの協力と笑顔に支えられて、少しずつ前へ進んでいます。
次はどんな姿になるのか、乞うご期待ください。
しばらく更新が空いてしまいましたが、これからも福竹ファームの“今”を、
記録として、物語として、お届けしていきます。
また次回の更新をお楽しみに!