葉に触れたときに、小さな白い虫がふわっと飛び立った経験はありませんか。それはコナジラミの可能性があります。今回は、コナジラミの見分け方と、家庭菜園でできる対策方法について整理していきます。
※イメージ画像です(AIにより生成)
コナジラミは、体長1mmほどの小さな白い昆虫で、成虫・幼虫ともに口針を植物に突き刺して汁を吸います。名前に「ジラミ」とついていますが、シラミの仲間ではなく、カメムシに近い分類の昆虫とされています。
被害が進むと、単に養分を吸われるだけでなく、排泄物によって葉や果実にすす状の黒いカビ(すす病)が発生したり、ウイルス病を媒介したりすることもあるとされています。見た目以上に、注意が必要な害虫の一つです。
コナジラミは、次のような特徴から見分けることができます。
うちの畑でも、葉を軽く揺らして白い虫がふわっと舞うようであれば、コナジラミの可能性を疑うようにしています。姿を見てすぐに気づけるという点では、比較的分かりやすい害虫かもしれません。
コナジラミの発生には、種類や気候による違いがあるとされています。
種類によって発生のしやすさが異なるため、「暖かい時期に急に増えた」というケースもあれば、「越冬して春先から発生する」というケースもあるようです。
コナジラミの対策としては、次のような方法があります。
除草した草を畑の近くに放置してしまうと、そこから再びコナジラミが移動してくることがあるため、処分の仕方にも気を配るとよいでしょう。
コナジラミは、見た目にも分かりやすく飛び立つので、発見のしやすさという点では助かっています。ただ、放っておくとすす病のような二次的な被害につながることもあるため、見つけたら早めに対処するよう心がけています。
畑の周りの除草をこまめに行うようになってから、以前より発生が落ち着いたように感じています。虫そのものだけでなく、畑全体の環境を整えることが、結局は一番の対策になると実感しています。
Q. コナジラミはどの野菜につきやすいですか?
トマトやナス、キュウリなど、幅広い野菜で見られるとされています。
Q. 黒い汚れはコナジラミが原因ですか?
コナジラミの排泄物(甘露)が原因で、すす病のような黒い汚れが発生することがあるとされています。
Q. 冬になれば自然にいなくなりますか?
種類によって異なります。暑さに強く寒さに弱い種類は越冬しにくいとされていますが、寒さに強い種類は野外で越冬する場合もあります。
Q. 黄色いトラップはどこに置けばいいですか?
被害が見られる株の近くや、畑の入り口付近に設置すると効果的とされています。
Q. ウイルス病が心配です。どうすればいいですか?
株の萎縮など気になる症状が見られる場合は、早めに株を取り除くなどの対応を検討し、心配な場合は専門家に相談することをおすすめします。
コナジラミは見つけやすい分、早めの対応がしやすい害虫でもあります。畑全体の環境を整えながら、日々の観察を続けていきましょう。