家庭菜園では、病害虫対策と雑草対策が重要なポイントです。
その中でも、雑草対策としては、マルチや防草シートがあります。
しかし、この便利なマルチや防草シートには問題点があります。
それは、後片付けで、マルチの始末に困ってしまうことなのです。
使えなくなると、これはゴミとして始末するしかないのです。
便利なマルチがなかった時代、先人達は知恵を働かせました。
雑草には、雑草で防草対策!
土手等を刈り取り、一見不要と思われるものが使われました。
刈り取った雑草で、敷きワラのように苗の周りを包みます。
苗の周辺の雑草を防止し、保温や保湿の効果も期待できるのです。
しかも、枯れた雑草なので、土にすきこんで肥料になるのです。
こんな自然に優しい農法で、先人達は野菜を育てていたのですね。